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マウスウォッシュの使用について
“マウスウォッシュ”は、口臭を抑えたり、虫歯や歯周病を予防したりするために用いる、液体のオーラルケア商品です。
歯磨き後の仕上げとして使用されることが多いですが、実は、こちらには使用上の注意点がいくつかあります。
今回は、マウスウォッシュに潜むいくつかの注意点をお伝えします。
マウスウォッシュの使いすぎると、口腔内の常在菌バランスを崩し、口内環境を悪化させる可能性があります。マウスウォッシュは、歯磨きだけでは落としきれない汚れや口臭の原因菌を減らす効果がありますが、同時に必要な常在菌も洗い流してしまうため、使用回数は1日に1〜3回程度に留めるのが適切です。
・ 常在菌とは: 口腔内には、虫歯や歯周病の原因となる細菌だけでなく、それらを抑制したり、口内環境を健康に保つために必要な常在菌も存在します。
・マウスウォッシュの作用: マウスウォッシュは、殺菌成分によって口腔内の細菌を減らす効果がありますが、同時に必要な常在菌も洗い流してしまうことがあります。
・使いすぎると: 常在菌が減少し、口腔内のバランスが崩れると、虫歯や歯周病、口臭が悪化する可能性があります。
そして、さらにマウスウォッシュを使用しすぎると、アルコールの作用によって唾液を減らしてしまい、お口の中の乾燥に繋がります。 唾液にはお口の中の細菌を洗い流す自浄作用があるため、唾液の量が減ってしまうと、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
なので、目的に応じてマウスウォッシュの種類を選びましょう。口臭を抑えたい場合は抗菌成分入り、歯肉炎を防ぎたい場合は抗炎症成分入りのタイプがおすすめです。
洗口液は、正しく使えば口内環境を改善する効果が期待できます。歯磨きと併用し、適切な使用回数を守ってお使いいただければと思います。
スタッフ向井
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