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歯周病と認知症の関係について
近年、歯周病がさまざまな全身疾患のリスクを高めることがわかってきています。
2020年九州大学らの研究によって歯周病の原因細菌が認知症の発症や進行に影響するメカニズムが解明されました。
認知症の最も多いものが「アルツハイマー型認知症」ですが、脳に「アミロイドβ」というタンパク質が蓄積されることにより発症します。
大学でのマウスによる研究では、歯周病の原因菌であるジンジバリス菌を投与されたマウスで、脳内のアミロイドβが10倍に増え、記憶力の低下がみられたそうです。
歯周病菌が、アミロイドβの産生、脳内へと取り込みに関与していることが解明されたのです。
また、認知症は脳卒中に次いで要介護になる原因の第2位です。
歯周病菌の働きでアミロイドβが蓄積することだけでなく、歯が抜けて噛めなくなることも認知症のリスクを高める原因です。
認知症は20年以上の期間をかけて発症に至る病気ですので、痛みや違和感が起きてからではなく、早めの歯周病予防が必要です。
              スタッフ向井
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