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口の中の細菌を減らす

こんにちは

口の中の細菌の話です

口の中には約700種類の細菌がいると言われていて、歯を良く磨く人で1000〜2000億個、あまり磨かない人では4000〜6000億個になるそうです。その中には虫歯や歯周病に関わる細菌も含まれています

その細菌は、①歯の表面 ②舌の上 ③頬粘膜の内側 ④歯肉 などに付着しています

増えた細菌は、唾液と共に飲み込まれるか、歯肉の炎症を起こしている血管に入り込み血流に乗って全身をめぐり、さまざまな病気のリスクを高めます

関連が推定される疾患は

脳血管疾患・認知症・心循環器疾患・糖尿病・早産・低体重児出産…他 

関連性が高いと言われているのは『誤嚥性肺炎』です 

「誤嚥」とは食物や唾液が誤って気管に入ってしまう事。通常はむせることで外に押し出されます

「誤嚥性肺炎」とは、誤嚥した時に一緒に細菌が肺に入り込んで炎症を起こす事です

高齢になると反射機能が低下してむせることが出来ず、リスクが高まります。

口の中の衛生状態が悪いと誤嚥性肺炎発症のリスクが高いです

細菌の少ない良い状態を維持することが、全身疾患のリスクを下げるようです 自宅でのセルフケアとしては、

①歯ブラシ以外にフロスや歯間ブラシを使い、歯の表面から細菌を落とす

②舌ブラシを使用する

③洗口液の使用で口の中に潜む細菌を洗い出す などです

これからの季節はインフルエンザもありますし、コロナもまだありますね マスク生活も増えると思います。

マスクをする事で口呼吸が増えたり、飲み物を飲む回数が減り口の中は乾燥気味に… 乾燥気味の口は細菌が増殖します。

増殖しない様に、日々気をつけましょう

衛生士 齋藤

 

新城アイモール歯科

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