知覚過敏症について

こんにちは、知覚過敏症とは正式には「象牙質知覚過敏症」と呼ばれ、虫歯になっていないのに冷たいものやブラッシング時や甘いもなどでしみたり、ズンとした痛みがでることです。

４人に１人はこの知覚過敏症を経験していると言われています。

象牙質には象牙細管と呼ばれる細い管が多数あり象牙質がむき出しになることで外部からの様々な刺激が象牙細管を通って歯の神経に伝わり痛みを感じるようになります。

知覚過敏の原因は主に以下の場合があげられます。

１誤ったブラッシングで歯肉退縮している

２食いしばりや歯ぎしりの影響でエナメル質が摩耗し象牙質が露出している。

３歯周病の進行により歯肉退縮し象牙質が露出している。

ですが、その他にもいくつか原因はあります。

これらの改善策として適切なブラッシング法や歯を保護するマウスピースや歯周病治療を行い、痛みに対しては知覚過敏用の歯磨き粉やフッ化物塗布や専用薬剤のコーティング、樹脂充填、痛みがひどい場合には神経を取る処置も行います。

最近では噛み合わせの不具合から知覚過敏がおこることも分かってきました。

噛み合わせの調整で軽減するケースもあるようです。もし症状がある場合はぜひ一度歯科医院で相談されてみてください。

記事一覧